みなさんこんにちはコイトです。
みなさんはミステリー小説などを読んだりしますか?
ミステリー小説の中でもさまざまなジャンルが存在します。その中でも人気の高い「叙述トリック」作品。
今回は「叙述トリック」とはなにか。叙述トリックのおすすめ小説を解説していきたいと思います。
Contents
叙述トリックとは?
そもそも「叙述トリック」とは何か――という話になります。
叙述トリックとは、読者にあえて情報を伏せ、事実を誤認させるトリックのことを指します。
文章の中に隠したトリックや読者の先入観により、読者が頭の中で事実とは違うものを想像しながら、読み進めてしまい、終盤で事実が明らかになったときに衝撃はとんでもないです。
叙述トリックの魅力としては
・初見では見抜くことができない
・いつからはまっていたのか気づけない衝撃
・いつからはまっていたのか気づけない衝撃
どの小説ももう一度見返したくなるが合言葉になっていて、もう一度読み返してしまう癖になる作品です。
ここでは、叙述トリックを用いているおすすめ国内小説を紹介していきます。
叙述トリックを用いた国内小説を紹介
『十角館の殺人』|綾辻行人
新本格ミステリの先駆けとなった名作。衝撃的な叙述トリックとしては最も有名な作品です。
海に囲まれた孤島に建つ、不気味な館『十角館』に訪れた大学生たちを待ち受ける連続殺人を描いています。
最後の1ページに衝撃が走ります。
『アヒルと鴨のコインロッカー』|伊坂幸太郎
ストーリー展開や魅力的なキャラクターはさすが伊坂幸太郎という一言。
伊坂幸太郎の作る世界観にはまってしまう人も多いはず。
そんな伊坂幸太郎の代表的な作品『アヒルと鴨のコインロッカー』あなたもきっと騙されます。
『イニシエーションラブ』|乾くるみ
叙述トリックはミステリ小説。という概念がありながら読むと普通の青春恋愛小説としか思えないストーリー展開。
全て読み終わったときに騙されていたことに気が付く。
伏線を拾い忘れていることに気が付きます。
「必ず二回読みたくなる」で有名な作品。
ページ数も少ないのですし、内容も恋愛小説ということもあり、読みやすいと思います。
『向日葵の咲かない夏』|道尾秀介
ファンタジー要素を取り入れた本格ミステリ一回読んだだけでは伏線が全くわからない後から気づく本格的な叙述トリックをぜひ楽しんでください。
『ハサミ男』|殊能将之
伏線もしっかりしており、どこか違和感を感じる部分があるのにも関わらずしっかりと騙されます。
殺人犯が殺人犯を探す。一風変わった設定でグロいシーンも多いですが魅力満点です。
『葉桜の季節に君を想うということ』|歌野晶午
悪質商法の調査を依頼された私立探偵の物語。
ミステリーと恋愛の2つの軸でストーリーが進んでいきます。
癖の強い作品で知られるので、人を選ぶこともある作品です。
とにかく騙されることが快感だという人に強くお勧めします。
叙述トリックを楽しもう!
叙述トリックの魅力は
・初見では見抜けない
・いつからはまっていたのか気付けない衝撃
・いつからはまっていたのか気付けない衝撃
はじめにあげたこの二つです。
純粋に騙されて読み返すのが楽しみです。
叙述トリックの名作はまだまだ存在していますし、海外のものを合わせると読み切れないくらいあります。
ぜひこれをきっかけに叙述トリックにはまってもらえたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。