今回の本は樺沢紫苑さんの『学び効率が最大化する インプット大全』を記事にしていきたいと思います。
精神科医、作家として活躍されている樺沢紫苑さん、ベストセラーの著書「アウトプット大全」で日本中にアウトプットを浸透させた方です。自身が実践する莫大なアウトプットは正直驚かせるばかりです。本書はアウトプットに繋げるためのインプット。
改めて興味がわきますね。
こんな人におススメ
・なぜインプットが必要なのか知りたい
・知的生産性をあげたい
Contents
そもそもインプットって何?
インプットの意味
まずはインプットの意味を少しだけお話します。
アウトプットに比べてインプットは昔からなじみがある言葉ですよね。
主なインプットは「読む」「聞く」「見る」といったことが挙げられます。
私たちは普段から知らず知らずのうちに膨大なインプットを行っています。
・スマホ、PCで好きな記事を読む
・テレビを見る
・本を読む
・スマホなどで何かを調べる
挙げ続けたらきりがないですが、このように日常にはインプットしていることがたくさんあります。現代社会ではインターネットの普及で、ひと昔前に比べて莫大な情報が入ってくるようになりました。
しかし、インプットの情報が増えているはずなのに頭に入ってこないなど問題点も多く浮かんできます。
情報が増えることによって、何が重要か判断するのが難しくなってしまっているからです。
沢山のインプットをするのではなく、質の高いインプットを意識しましょう。
結論、アウトプットのため。
この本の結論は
アウトプット前提のインプットです。
これがこの本の結論になります。
本書で語られているのが
貧弱なインプットだと、アウトプットも貧弱になる
二つは表裏一体なのです。
インプットを最大化し、アウトプットを最大化しましょう。
アウトプット前提のインプットとはどんなこと?
それでは私も行っている効率の良いインプット方法をお話しします。
本を選ぶ
本書ではホームラン本を効率よく見つけることを勧めています。
表現していますが、当たりの本とそうでない本が存在します。
私自身も、本を年間約100冊ほど読みますが、紹介できる本はそのうちの30冊ほどです。
当たりの本を見つけるのは結構難しいんですよね。
そこで、読書家の方や、専門家がおススメする本を買うようにしましょう。
当たりの本も多いですし、当たりの本がどういったものなのか感覚的にわかってくると思います。
誰かに説明しなくてはいけない状況を作る
私がブログを始めた最大の理由が、人に説明できる環境を作りたかったからです。
人に説明しないといけない状況を作ると心理的プレッシャーがかかり、ノルアドレナリンが分泌され、集中力、記憶力、判断力、思考力が高まります。
誰かに説明をする環境を自分から積極的に作っていきましょう。
SNSといったものに投稿するのもそういった環境を作ることができます。
学びを欲張らない
私が一番大切にしていることが、欲張らないです。
本を読んでいる時やセミナーを受講しているときなど、お金のもとを取らなくてはと考えて、たくさんの情報を集めようとしてしまいます。
しかし本書では、脳が一度に記憶して処理できる情報は3つまででそれ以上記憶しようとすると、脳内がパンクして全部忘れてしまうとのことです。
沢山覚えても忘れてしまうのなら、自分の中で制限をかけて覚えるようにしましょう。
少ない情報の方が、誰かに説明する時も説明しやすくなるので、おススメです。
インプット大全のまとめ
インプットの重要性はわかりましたか?
それでも、あくまでアウトプットのためのインプットです。
インプットばかりを意識して、アウトプットに繋げることを忘れてしまうと元も子もなくなります。
本書ではアウトプットに繋げるためのインプット法を具体的な例を挙げて書いてくれています。
私自身は、本書をホームラン本だと思い紹介していますので、ぜひ本書を手に取ってみてくださいね。