みなさんこんにちはコイトです。
今回は最近話題のベストセラー『スマホ脳』についてお話ししていきます。
なんかちょっとした隙間時間にスマホに手を伸ばしていませんか?
スマホはよくない、いつか害があるとささやかれているもののそれでも使ってしまいますよね。
この記事では、世界で話題の『スマホ脳』から、スマホから私たちへの影響についてお話ししていきます。
ココがポイント
・世界的なベストセラー『スマホ脳』ってなに?
・スマホ脳が私たちに与える影響
・子どもへのスマホの影響が結構危険
このようなポイントを押さえていきますのでぜひ最後までご覧ください。
世界的ベストセラー『スマホ脳』
みなさんスマホは持っていますよね。
現在、ある調査によると日本の所有率は9割弱になるそうで、現在も伸び続けています。
本当に当たり前にスマホを持ちスマホに時間を費やしています。
そんな社会にメッセージを送る一冊が『スマホ脳』です。
著者であるアンダース・ハンセンさんは世界的第一線で活躍する精神科医であり、本書は2020年11月に出版されました。
前作の『一流の頭脳』もスウェーデンで60万部のベストセラーになります。
スマホが私たちに与える影響
この本の大前提として私たちの脳は1万年前の狩猟民族時代から変わっていないです。
嘘に聞こえるかもしれませんが、多くの脳科学の本にもこのことは書かれており一般的なことのようです。
そんな中で、現代社会の進化は目覚ましく、車、飛行機、パソコン、そしてスマホ。
この100年間で考えられないくらいの進化があります。
著者のハンセンさんは私たちの脳は現代の進化(デジタルなど)の進歩についていけないと言っています。
現代社会では一年ごとではなく、半年ごとにたくさんの変化が起こっているといっても過言ではありません。
そんな中で突然の社会の変化に私たちの脳はついていけていない。
というか適応できていないというのが本書での大前提です。
科学はとんでもないスピードで進化しています。
ただ、私たちの脳はおいていかれています。
その進化についていけずにデジタルの波にのまれていくと、私たちのカラダや心にえいきょうを及ぼしていくようです。
より良く生活をしていくためにはデジタルデトックスと少しの運動を進めています。
デジタルデトックスは単純にスマホの使用時間を減らす。
短くてもいいので運動をしよう。
そもそも人間の体は体を動かすように作られているので、毎日のデスクワークは向いていない。
だからこそ少しの運動でも今の人には効果が出る。
スマホを使う時間を自分で制限しよう。
少しでも体を動かすように心がけよう。
子ども達のスマホ環境
子どもの影響についても多く書かれています。
とくに小さいうちから当たり前のように動画を長時間見せたりすることは正直よくないと言っています。
その理由として、人は人のマネをして成長していく。
とくに成長段階の子どもに関してはかなり重要なことのようです。
そこであげていたのが、ミラーニューロンという他者を模倣することで学習する脳の神経細胞で、人の動作を理解することに必要な細胞らしいです。
このミラーニューロンを活性化させることで子供の成長につながるのですが、画面越しの映画などに映る人物をマネしても少しの活性化しか見られないかったようです。
最も活性化させる方法は直接人と関わることです。
家族や友人と対面でやりとりすることによって、ゆっくりと経験を貯めていけるとハンセン氏は言います。
決して動画を見せるなというわけではありませんが、人との関わりが子どもの成長を促してくれることは間違いないようです。
子供の成長には直接的な人との関わりがとても重要。
ベストセラー『スマホ脳』 まとめ
今回紹介したのは精神科医アンダース・ハンセンさんのベストセラー『スマホ脳』の感想をお伝えしました。
私たち自身何となく悪い事はわかっているスマホの使い過ぎについて、科学的な根拠をもとに専門的な知識を交えて話してくれる本書はとても説得力があり、正直かなりじっくり読むことができる本だったと思います。
改めてスマホの使い過ぎに注意が必要なんだと感じましたし、少しの運動によりストレスの軽減ができることをしっかりと解説してくれている本書には影響を受けそうです。
私自身子育てをしている身なので子どもについて書かれている部分はより注目度が高かったです。
とくに子どもとの関わりについてはより重要だと感じました。
スマホの改善をするだけで自分自身の健康に影響がある事を知ると、少しでも改善させることが必須になるのではないかと感じました。
ぜひ気になった方は、この『スマホ脳』を読んでみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。